ブラックジャックで勝つための戦略「スプリット」のタイミング

ブラックジャックには同じ手札が来た時に、2つのハンドに分けるスプリットというアクションがあります。
スプリットは基本的に強いカードが揃った時は有利になると考えることができますが、どのカードがペアになったかということや、ディーラーがどのようなカードを持っているかなどによって、スプリットのタイミングを考える必要があります。
そのため、慣れないと的確な判断を下すことができず、スプリットの効果を十分に発揮できないこともあります。
このことから、今回はブラックジャックの勝率を高めるためのスプリットのタイミングについてご説明していきたいと思います。
まず、スプリットについてもう少し詳細にご説明すると、最初に配られたカードが同じ数字だった時に、スプリットするかどうか選択することになります。
スプリットを選択するとハンドが2つに分かれるので、分けたハンドに対して最初と同じ賭け金をベットすることになります。
この後は、それぞれのハンドに対してプレイし続けます。
ブラックジャックをやり始めている頃は同じ手札が手元に来ると、ついすぐにスプリットしたくなってしまうかもしれません。
しかし、手元に同じ手札が来たからスプリットするのではなく、もっと戦略的にタイミングを見計らってスプリットすることができれば、ブラックジャックの勝率を今以上に上げることが可能になります。
ブラックジャックはJ、Q、Kのカードも「10」と数えるため、必然的に「10」のカードが手元に来る確率や、ディーラーが10のカードを持っている確率が高くなります。
そこでここから解説するスプリットのタイミングは、「ディーラーが伏せているカードや次に引くカードが10である」ということを仮定して話を進めていきたいと思います。
(スプリットのタイミング)
1.Aのペア、もしくは8のペアの場合は必ずスプリットする
Aのペアや8のペアが出た場合は、必ずスプリットするようにしましょう。
理由としては、Aのペアの場合は次に引くカードが10であると仮定すると、スプリットしないと2または12という比較的弱い手札のままになってしまいますが、スプリットすることによって21の手札を作れる確率が高くなります。
ただし、Aのペアをスプリットするとそれぞれのハンドで1枚しかカードを引けなくなるため注意してください。
また、8のペアで次に引くカードが10であると仮定すると、スプリットをしないと手札の合計値は「16」という中途半端な状態になります。しかし、この状態でヒットするとバーストする確率が60%以上と高くなるため、勝つためにはバーストせずにディーラーに勝つことを狙うか、ディーラーがバーストすることを待つ必要があります。
しかし、いずれの場合も勝率はそこまで高くないので、8のペアが手元に来たらスプリットをして手札が「16」以上になることを狙う方が、勝率は高いといえます。
2020年05月04日
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