ブラックジャックで勝つための戦略「スプリット」のタイミング2




ブラックジャックで勝つための戦略「スプリット」のタイミング1」では、Aのペアや8のペアが手元に来た時は必ずスプリットすることをご説明しました。

今回も引き続き、スプリットをする時のタイミングについてご説明していきます。


(スプリットのタイミング)

2.9のベアが来た時はディーラーのアップカードでスプリットするか判断する
9のペアは合計が「18」となるので、必ずしもスプリットをする必要はありません。
従って、スプリットをせずにそのまま勝負することもありなのですが、ディーラーのアップカードが2から6までの数字であった場合はディーラーがバーストすることを狙うことができるため、スプリットをしておけば2つのハンドが両方とも勝つことも可能です。
また、ディーラーのアップカードが8か9であった場合はディーラーが強いハンドを作ることが考えられます。このことから、9のペアをスプリットして「19」以上のハンドを作ることを期待することもできますが、もし負けるという直感が働いたのならスプリットせずにそのまま勝負する選択もあります。

3.7のペアはディーラーのアップカードが2から7の数字だったらスプリットする
7のペアが手元に来た時は、合計値が「14」というかなり中途半端な手となります。
この時は、アップカードが2から7の時はディーラーのバーストの確率が高まることを考慮して、このタイミングの時だけスプリットするようにしましょう。
一方でディーラーのアップカードが8から10、またはAであった場合は、ディーラーが次に引くカードが「10」である確率が高いことを考慮するとスプリットをしても負ける確率が高くなるので、この場合はスプリットをせずにヒットをして手札の合計値を高くする方が良いと考えられます。

4.6のペアはディーラーのアップカードが3から6であればスプリットする
6のペアが手札で合った時は合計しても「12」とかなり中途半端な数であるため、アップカードが3から6の間というディーラーがバーストする確率が高い時だけスプリットをした方が良いと考えられます。
6のペアはスプリットした後の手札がどちらも中途半端な数字にはなりますが、もしディーラーがバーストすればどちらの手札も勝つことができる見込みがあります。

5.3のペア、または2のペアはディーラーのアップカードが2から7であればスプリット
3のペアは合計値が「6」、2のペアは合計値が「4」と弱い手札になってしまうので、スプリットをしてできるだけ強い手札にすることを狙う方が良いでしょう。
ディーラーのアップカードが7以上であればスプリットをしても負けてしまう確率の方が高いですが、アップカードが2から6であればディーラーがバーストする確率は比較的高いため、スプリットする価値はあるといえます。


「スプリット」シリーズ第1回目の記事も参考にしてみてください。
ブラックジャックで勝つための戦略「スプリット」のタイミング1


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