長期的にコツコツ利益を積み上げるピラミッド法

ピラミッド法は勝った場合は賭け金を1単位減らし、負けたら賭け金を1単位増やすことで段階的に利益を増やしていく手法です。

リスクをできる限り抑えながらコツコツと利益を積み上げていくため、リスク管理に特化した手法でもあり、勝率が1/2、配当倍率が2倍のゲームで利用するといいとされています。

この手法のルールを以下に簡単にご紹介します。


■ピラミッド法の使い方

1.ゲームスタート時の賭け金と、増減する1単位の金額を1ドルや5ドルなど自由に設定する。
2.賭け金を決めたら、ゲームをスタートする。
3.ゲームに勝った場合は賭け金を1単位分減らして、それを次のゲームで賭ける。
4.ゲームに負けた場合は賭け金を1単位分増やして、それを次のゲームで賭ける。
5.賭け金が増減する1単位分の金額と同額になった場合は、賭け金の増減はしない。


この方法でゲーム回数を重ねても、増減は最初に決めた1単位であるため資金の増減が緩やかなので、倍賭けなどの手法よりもローリスクで1つ1つ利益を積み重ねることができます。

また、勝ったら-1単位、負けたら+1単位であることから初心者にも覚えやすく、使いやすい手法だと思います。

ピラミッド法のメリットは、手に入れた利益を守ることができるところだといえます。

勝った時に賭け金を上げる手法はそれだけ利益もリスクにさらすことになりますが、ピラミッド法は勝った時は賭け金を下げるため、利益を守りながら次のゲームをすることができます。

さらに、勝ったら-1単位、負けたら+1単位という特徴から勝ち負けが同数であったとしても徐々に利益を積み上げることができ、1回分負け越したとしても利益を残すことが可能であるため、長期戦向きの手法であるともいえます。

ただし、勝ち負けが交互に続いた場合は利益を損失が同額で続くということなので、大きな損失は出ない代わりに大きな利益も出ないということになります。

そのため、連勝すればするほど利益が伸びていくという楽しさを感じることは難しいため、多少リスクがあってもどんどん利益を伸ばしたいという人はマーチンゲール法など別の手法を使った方がいいかもしれません。

また、先ほど勝ち負けが同数であっても利益を残すことができると述べましたが、連勝した後に連敗となった場合は、たとえ勝ち負けが同数でも利益がマイナスになることもあります。

特にスタート時の賭け金が4ドル以下で、増減する1単位が1ドルである場合などは、勝ち負けが同数でも利益がマイナスになることがあるようです。

実際に何ゲーム目で利益がマイナスになるかは、スタート時の賭け金と増減する1単位の比率で変わってくるため、まずはお試しプレイでいくらか練習してから実践で利用することをおすすめします。



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