配当金について個人で確定申告する時に知っておくべきこと

オンラインカジノで配当金を獲得した場合はその配当金に対して所得税が発生するため、税金を納める必要があります。
これは会社勤めの人も同じであり、会社からの給与以外に収入を得た場合は個人で確定申告をしなければなりません。

所得税といっても種類は様々であり、所得税法により約10種類に分類され、控除額や課税対象の所得の計算方法などといったルールがそれぞれの所得に対して定められています。
オンラインカジノによって得られる配当金などギャンブルで得られる利益は、一時所得か雑所得に分類されるようです。

一時所得は仕事や業務などに関係なく一時的に得た所得のことで、控除対象は利益を得るために支出した金額が含まれており、さらに50万円が特別控除額として定められています。
さらに、算出した一時所得の半分が課税対象と定められています。
以上のことを踏まえて、実際の確定申告では競馬や競輪に倣って一時所得として申告するケースが多いようです。

一方で雑所得とは、所得税法によって分類されたどの所得にも分類できない全ての所得のことです。
そのため、所得税法で定められている所得や非課税所得に分類されていない所得は、全て雑所得ということになります。

オンラインカジノの利益を一時所得として申告するケースが多いようですが、実際のところは国税庁も例として取り上げていないため、雑所得と判断される可能性もあるようです。
一時所得と雑所得とでは具体的に何が違うかというと、雑所得は一時所得のように特別控除額が認められておらず、収入から必要経費を控除した金額がそのまま課税対象の金額となります。

つまり、一時所得より雑所得の方が、課税対象となる所得金額が多くなるということになります。
また、雑所得は必要経費として認められる範囲が一時所得より広いという特徴があり、営利目的の場合は雑所得としてみなすこともあるようです。

少し難しい内容なので分かりにくいかもしれませんが、個人で確定申告する場合は、オンラインカジノで得た利益は一時所得として申告すると考えておけばいいと思います。
さらにもう1つ覚えておいた方がいいこととして、一時所得は1年間の利益が50万円未満であれば所得税は発生しないということがあります。

確定申告は知っておく必要がある知識がいくらかあるうえ、会社務めの場合は会社が確定申告をしてくれるので、自分で手続きをするのは慣れていない方がほとんどだと考えられます。
そのため、わからないことがあれば税理士や市役所に問い合わせてみるのもいいと思います。


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